2026 F110 CUP 東⽇本王者決定戦 MOTEGI Race 1 決勝レポート

小熊孝誠が4輪レースデビュー戦で堂々の勝利

2026 F110 CUP 東日本王者決定戦のレース1が3月14日、モビリティリゾートもてぎを舞台に争われ、3番グリッドからスタートした62号車・小熊孝誠選手(HELM MOTORSPORTS F110)がデビュー戦で見事勝利を収めました。

穏やかな好天に恵まれたモビリティリゾートもてぎでは、13時55分から10周または30分の決勝レースが始まりました。優勝争いの明暗を分けるスタートでは、2番グリッドの12号車・ユゥーデールー選手(EIKO AKILAND F110)が絶妙な蹴り出しでトップに立ちホールショットを獲得。これにポールポジションの34号車・山岡宗磨選手(Drago CORSE)、3番グリッドの62号車・小熊選手が続きます。一方、4番グリッドの23号車・松井海翔選手(EAGLE SPORT SMK F110)はエンジンをストールさせ、最後尾までポジションを落としてしまいました。

トップ3台は集団のまま4コーナーまでを通過しますが、5コーナーで62号車・小熊選手が34号車・山岡選手のインを刺して2番手に浮上。ここからは12号車・ユゥーデールー選手と62号車・小熊選手の2台によるトップ争いと移り変わります。1周目を終えた時点で2台のギャップはコンマ274秒でしたが、62号車・小熊選手はS字カーブで12号車・ユゥーデールー選手に仕掛け、V字コーナーでトップに踊り出ました。

ここから62号車・小熊選手はペースを上げて、12号車・ユゥーデールー選手との差を少しずつ広げていきます。一方、12号車・ユゥーデールー選手の後方からは34号車・山岡選手が迫ってきました。

レース中盤には、62号車・小熊選手が独走態勢を築き、12号車・ユゥーデールー選手、34号車・山岡選手、10号車・杉田悠真選手(LAPSアキランドF110)、8号車・石井大雅選手(Bellona&FG)の4台が2位争いの集団を形成。そして5周目、3番手を走る34号車・山岡選手が2番手の12号車・ユゥーデールー選手を130Rでパスし、この集団から抜け出していきました。

その後、残り3台による3位争いが続きましたが、12号車・ユゥーデールー選手がポジションを死守。その間にトップの62号車・小熊選手、2番手の34号車・山岡選手はポジションを確実にする展開が続き、ファイナルラップへ。そのまま上位3台のポジションは変動することなく、62号車・小熊選手が2番手に3秒014の差を築いて堂々の優勝を飾りました。

62号車・小熊選手は、「スタートは自分の中ではあまりうまくいかなかったのですが、3番手をキープできて良かったです。ペースがあるのは分かっていたので、落ち着いてチャンスがあれば抜こうと思っていました。朝の練習からチームと話しながらいい方向に進められ、自分の走りもまとめられていいレースができました。F110は今回が初レースなので、開幕戦で優勝できて本当にうれしいです。明日は予選、決勝ともに1位を取るつもりで頑張ります」と連勝への意気込みを語りました。

2位は34号車・山岡選手、3位は12号車・ユゥーデールー選手でした。

レース1決勝の模様は下記のURLでご覧いただけます。
https://youtube.com/live/v085biZfRZs
F110CUP
Report : Satoshi Ubukata